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情報発信者のキャラは変えずに統一する


お役立ちサイトでも情報提供サイトでも、情報を発信する以上は必ず「語り手」がいます。
この語り手がサイト内容のイメージを作っているといっても過言ではありません。
もし、語り手のキャラクター(口調)が毎回変わると訪問者は混乱し、気持よく文章を読むのが難しくなります。

【キャラクターの揺らぎは、スムーズな理解への障害となる】

テキスト制作という作業は、強い信念や確固たるコンセプトを持っていたとしても、長い時間が経つと、どうしても機軸に多少の揺らぎが出てきます。
こうした変化は、書いている本人は気が付きにくいものですが、読み手は違和感を覚えます。
長期的なコンテンツを目指すのならば、特にこれを意識しなければいけません。

長期連載記事の場合、バックナンバーを見返してみたら「昔とは違う書き方をしている」という事になるのは珍しくありません。

文章の途中から急にセールス口調になった。
「~です」「~ます」調から「~だ」「~である」調になる。
解りやすい言葉で書かれていた文章が、急に難しい言葉を使った論調に変わった。
テーマとは関係ないことまで言及するようになった。

――などがあると読みにくくなります。

個人的な意見や知識を公開するWebサイトやブログでは、こうしたキャラの揺らぎも個性の一つかも知れません。
しかし、企業Webサイトの場合は、情報発信者のキャラを統一して安心感を持ってもらうことが大切です。

複数人でテキスト作成をしている場合は、ルールを決めておくと揺らぎを抑えることができます。

【丁寧な姿勢がキャラを壊す原因になるケースもある】

また、丁寧な姿勢を示そうとして、キャラクターの論調が揺らいでしまうこともあります。

例えば、普段はラフな口調なのに「この度発売した新製品は、お客様のご意見を元に開発されました」という文章の場合、文末の「開発されました」という受動態のおかげで、実際に「開発した」のが誰なのか、分かりにくくなっています。
このようにユーザーが理解しているキャラクターと異なるキャラクターが突然登場すると、訪問者を混乱させてしまう可能性があります。
つまり、同じカテゴリー内にあるコンテンツでは、常に同じ視点、同じ立場から発せらせた文章でなければ、読みづらいだけでなく、メッセージの信頼性さえも揺らいでしまいます。

Webサイトにとって信頼性はデザインよりも大切です。
企業Webサイトのテキストを制作する際には、コンセプト、視点、口調など、情報発信者の“キャラ”を十分に理解した上でテキストを書き続けることが重要です。


コンテンツ・マーケティングライティング

レイズ編集部 • 2015年10月13日


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