Google(グーグル)に気づかれていませんよ!画像を多用するサイトの罠

Google(グーグル)に気づかれていませんよ!画像を多用するサイトの罠


デザインに優れたウェブサイトに潜む問題点

先日、あるアパレルショップの社長様からウェブサイトのアクセス数ことで相談を受けました。

このウェブサイトはアパレル関係の会社のものだけあって非常にデザインに気を使われており、その出来栄えはため息が出るほどに美しい。素晴らしいデザイナーさんが担当していることがすぐに分かりました。

「ウェブサイトをオープンしてから、記事の内容にもこだわり良質なものを定期的に更新してユーザーの目を引くようなコンテンツを作ることに気を配っている」

しかし、どうにもアクセス数が思ったように伸びないということで悩んでいたのです。

私は原因を探るために、ページのソースを開き、すぐに一つのことに気づきました。

ウェブサイトの素材ほとんどが画像だけで構成されているのです。

なぜ画像を多用しているのか?

その会社で、ウェブサイトのディレクションを手がけているのはウェブデザイナーさんで、昔からチラシやカタログなど商業印刷に深く携わり、数多くの有名なデザインも手がけてきたそうです。

フリーとして活躍していたところを、デザインセンスに惚れ込んだ現在の会社の社長に声をかけられ、カタログのデザインを手掛ける傍ら、その会社のウェブデザインも兼業することになりました。

豊富な経験を裏打ちされたデザインセンスは秀逸で、実際にウェブサイトに使用されている画像は素晴らしいもの。しかし、ウェブ業界ではまだ経験が浅いようでHtmlやCSSの知識はまだ発展途上中のようです。

ウェブサイトを作る時は、最初にPhotoshopやIllustratorなどの画像加工ソフトで作り、その画像をウェブ上に貼り付けて作っていることが分かりました。

サイト上に表示されたコンテンツはほぼ全てが画像、バナーやロゴはもちろんですが、見出しやテキストや表まで画像で作成したものをアップしていたのです。

最初は通常のウェブサイトのように、テキストも使用していたそうですが、ユーザーの環境でフォントの大きさや折り返し位置が変わってしまったりすることに違和感をもち、今の手法に行き着いたそうです。

そのため、かなりの情報量が詰まっているように見えるページも実際にテキストが使われているのはわずか数行のみなんていうことも…。

中には、ヘッダーとフッダー以外にまったくテキストが使われていないというページも実際にありました。

なぜ画像を多用するとよくないのか?

さて、みなさん御存知のとおり、現状、GoogleやYahoo!などの検索ツールは画像の良し悪しを検索結果に反映させるという機能は実装されていません(一部実用化されつつありますが)。

そのため、どんなに美しい画像も、有益な情報がつめ込まれた画像も、ただの真っ黒な画像も検索ツールから見ればただの画像としか判別できません。

先程の例のように、画像しか貼っていないウェブページを発見した場合、検索ツールはそのページをどのように判断するでしょうか?

答えは「何も書かれていないカラッポのウェブページとしか認識しない」です。

これはとても勿体無いことです。経験豊富なデザイナーが―生み出した、どんなに洗練されたウェブサイトさえも、単なるデータとしか判断されないのです。

当然のことながら、検索結果で上位に表示されることもありません。なぜなら、検索ツールが画像の素晴らしさを判断できないのですから…。

画像を検索エンジンに認識させるには

画像はインターネット上では何の価値もないのでしょうか?

そんなことはありません。サイトを実際に見るのは人間です。そして、画像は人間の感覚を刺激するのです。

ただ、現状の検索ツールがそれを判断できないだけです。

これを解決するには、いくつかの手法が考えられますが、今回は代表的な3つ手法をご紹介します。

1.画像に補足説明を埋め込む

検索ツールが画像を認識できないのであれば、認識できるように説明を付け加えるという手法です。

例えば、下記のような画像には、「朝のビル街の街並み」というように、画像に補足説明をテキストで付け加えてあげれば、検索ツールは画像の持つ意味を正しく認識できるようになります。

朝のビル街の街並み

朝のビル街の街並み

下記のようなロゴ画像には、「日暮里の株式会社レイズの会社ロゴ」と補足すればよいでしょう。

日暮里の株式会社レイズの会社ロゴ

日暮里の株式会社レイズの会社ロゴ

ただし、あまり長い補足説明はできません。100文字を越えるようなテキストは一部しか認識されませんし、埋め込めるキーワードの数も限られています(32語まで)。

あくまで、単語程度の補足でしか画像に埋め込むことはできないので注意が必要です。

2.別のページにテキストを増やしてカバーする

どうしても、テキストを使いたくないのであれば、別のページにテキストを増やしてカバーしましょう。

現在の検索ツールは、ウェブページ単体ではなくウェブサイト全体でサイトの価値を判断するようになっています。

一つのページが画像中心であれば別のページにテキストを増やしてバランスをとる。あまり良い方法ではないかもしれませんが、ある程度の対策にはなるでしょう。

お互いのページにリンクを設定しておくとより有効です。

3.画像とテキストをバランスよく配置する

画像の量に比例して、テキストの量も増やしておくという手法です。

ウェブサイトの性質にもよりますが、画像はテキストを補足説明するためのもので、「テキスト=主」、「画像=従」なのです。

そのため、インターネット上では、テキストが増えたとしても見映えの悪くならないようなデザインセンスが必要とされています。

ここで難しいのは、ユーザーの見る環境によってウェブページの見え方は大きく変わってしまうということです。

大きなディスプレイで見る方もいればノートパソコンの小さなディスプレイで見る方もいますし、タブレットやスマートフォン、ゲーム機などで見る方もいらっしゃいます。

当然のことながら同じデザインでもサイトから受ける印象は大きく変わってしまいます。

逆に言うと、例え、どのような環境で見られたとしても、良い印象を与えるデザインセンスがインターネットの世界では必要なのです。

画像もテキストも使い方が大切です

インターネット上では画像に関する悩みは尽きません。

だからといって、ウェブサイトを文字だけで構成すると、サイトから受ける印象が単調になり直帰率が増えてしまうでしょう。

要は、画像もテキストも使い方が大切です。

どのようにバランスよく配置するかはインターネットの知識に長けたウェブ制作会社の腕の見せ所です。もし、あなたの会社でウェブの知識を持った方がいらっしゃらないのであれば、弊社のような専門のウェブ会社に依頼をされてみてはいかがでしょう。


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レイズ編集部 • 2015年12月14日


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