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気軽な印象を与える「ら抜き」言葉などに気を付ける


日本語は日々変化を続けています。

「5月病」や「ミーハー」という言葉は、今でこそ当たり前に使われていますが、当初は一部でしか通用していなかった言葉です。
もしかしたら、現在、日本語の乱れの代名詞として扱われている「食べれる」「見れる」といった“ら抜き言葉”もブログやtwitterなどが浸透したおかげで、将来的には通用するようになる日が来るかも知れません。
しかし、現在においては適切な日本語ではないので、積極的に使うのは様子見しておいた方がよいでしょう。

【妙に砕けた調子になるライティングはNG】

アナログの新聞や情報誌などでは気をつけられている「ら抜き表現」ですが、Webライティングの世界であまり厳しい目が向けられていません。
これは、Webの世界では学生、主婦、サラリーマン、OL、お年寄りなどが気軽にWebライティングできる環境にあるからです。

Webライティングにおいては、書く方も見る方も文章に対するリテラシーが高くないということかも知れません。
しかしWebは不特定多数の方が利用していますし、ビジネスや公的な情報に関してはキッチリしておかなければ会社の信用度にも関わってきますので、正しい日本語を使うように努めましょう。

【ら抜き表現はビジネス向きにはまだ早い】

一般表現 ら抜き表現
食べられる 食べれる
見られる 見れる
出られる 出れる

ら抜き表現に関しては「ら」を入れないことで「可能」の意味であることをハッキリさせている、という意見もあります。
確かに「食べられる」という一般表現だと“可能”“受け身”“尊敬”という3種の意味で使えるので、紛らわしいという問題もあります。
しかし、現在は、まだ「ら抜き表現」が市民権を得たとはいえる段階ではありません。

こうした表現によって文章が妙にくだけた調子になってしまうことは、仲間内でのコミュニティや個人的なブログの中では良いかも知れませんが、企業Webサイトなどの好適メディアやビジネスの現場では、タブーといえるでしょう。

【よく解らない「さ入れ表現」と「二重敬語」も慇懃無礼になりやすい】

また、Webサイトのテキスト制作では、敬語の表現も取り扱いが難しいと言われています。

よく見られるのは「やらさせていただく」「送らさせていただく」などの「さ入れ表現」や「ご覧になられる」「召し上がられる」などの二重敬語です。
これらは、敬語になれていないテキスト制作者であれば、違和感を覚えること無くそのまま使用してしまいがちです。
こうした表現の間違いを意識してネットサーフィンをしてみると、さ入れ表現や二重敬語が使われているサイトを見つけることは難しくありません。

Webを介してユーザーに何かを説明するとき、丁寧な口調になるのはいいことですが、度を過ぎるとかえって慇懃無礼になる危険性があります。
行き過ぎた丁寧語・尊敬語・謙譲語は「バカにしている印象」を与えたり、トラブルの原因にもなりますので、ユーザーに向けたメッセージの際は特に注意しましょう。


webライティングら抜き表現誤字脱字

レイズ編集部 • 2015年11月8日


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